使用機材

「PICO GARAGE」を始めるにあたり、撮影機材を一新しました。
以前からあったシステムも10年ほど前に発売されたものだったので、思い切ったわけでございます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS E-PL3+M.ZUIKO DIGITAL Macro 60mm F2.8

「OLYMPUS OM-D E-M1」
ご存知の方はご存知の「マイクロフォーサーズ」という規格のデジタルセンサーとレンズマウント仕様で、オリンパスでは一応最上位機種という位置付けにはなるカメラです。

では、なぜコレなのか?


一応以前より写真は撮っており、機材に関しても一般の方々に比べれば造詣もちょっとは深いかな…ってくらいにはあってですね。。。
仕事で使うならやっぱり「N」や、今回リオ五輪でも目立った「C」。あるいは先頃フルサイズデジ1を発売した老舗の「P」…
全て使ってきましたが、今回オリンパスをチョイスしたのにはこの仕事上必要な、ある機能が装備されていたからです。

「深度合成ブラケットモード」
ミニカーのように小さな小さな被写体が相手なので、近接撮影となるとどうしても被写界深度が浅く(ピントの合う範囲が短く)なります。すると車にフロントにピントを合わせてもリアエンドがボケてしまうわけです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO  1/100 F11 ISO1250

今回のモデルは京商サークルKサンクスの「FIAT 500F」(車長48mm 1/64スケール・非売品:応相談)です。

絞り値をF11まで絞り込んでもリアタイヤ辺りからボケてしまっています。
さらにと考え最小値まで絞り込んでしまうと今度は「回折現象」が起こり全体のシャープさが落ち込んでしまいかねないのです。

ファイル 2016-08-26 10 29 46

このようにピントをずらしながら8枚(クルマに合焦してない写真は割愛)の写真を撮影し、
さらにボディ内でこれを合成。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8PRO   1/30 F8 ISO200

と、こういう写真を作ってくれるわけです。
もちろん諸条件はありますが、これを見て「OLYMPUSえらい!」と思い、導入に至ったわけです。

もう一つ言うと、この「12-40/2.8PRO」というレンズも偉い。
ボディとセットで約15万円ほどなのですが、ボディ単体でも9万ほどするカメラなのでレンズ単体で約6万ということになるのですが、35mmフルサイズ換算で24-80mm。ズーム全域で解放F値2.8!さらに全域で最短撮影距離20cm!ご覧の通り解像度も言うことナシの「ネ申レンズ」です。

「PICO GARAGE」では、ブツ撮り等撮影のご依頼等もお受けします(笑)
メールは・・・ shopmaster@picogarage.jp までw

よろしくお願い致します。

http://www.picogarage.jp

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