(Alfa)Romeo e Giulietta
これから、クルマそのものやミニカーについての「小話」的なものをたまに書かせていただこうかと思っております。
お付き合いいただければ幸いです・・・
時は1910年、
イタリアはミラノ近郊の町で、とある自動車メーカーが産声をあげました・・・
その頃は社名をA.L.F.A(Anonima Lombarda Fabbrica Automobil 訳:ロンバルダ自動車製造会社)と言いました。
1915年、その会社の株式を買い取り経営権を取得した男の名が「Nicola Romeo」氏。
その後、自分の会社に自分の名を冠したいと思うのは当然の流れで、ここに世にもロマンチックな名前の自動車メーカー「Alfa Romeo」が誕生したのでした。
AlfaRomeoは当初、今でいうFerrariのようにレースカーを作り、一方でそのレースカーをベースにキャビンを拡大したり、シートを増やしたりの超高級車を売っていたメーカーでしたが、2度の大戦の煽りなどを受け、経営の悪化とともに半官半民企業となり「レースなんぞにうつつを抜かしてんと、まともな車を作って儲けんかい!」と言われたかどうかは知りませんが、量産車製造に経営転換をするわけで、その流れで開発されたクルマが「Alfa Romeo Giulietta」だったのです。
もちろんこの命名が「ロミオとジュリエット」に因んでいないわけがありません。
イタリア語標記で「Romeo e Giulietta」ですから。
そして「Giulietta」は大ヒット!
後のAlfaRomeoの繁栄に繋がっていったのでした。
2nd Generation/ #116 Nuova Giulietta(1977〜1985)
3rd Generation/ New「Giulietta」(2010〜)
Giuliettaは3代にわたって作られ、1977年に「Nuova Giulietta」そして2010年に現行の「Giulietta」がデビューし今日に至っております。
もちろんPICO GARAGEでもこのミニカーを取り扱っております!
(>> コチラでどうぞ)
今回はコラム登場ということで「Click Click SALE」対象とさせていただきます!
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