ミニカーのスケールについて
なぜミニカーの縮尺は1/43だとか、1/87だとか中途半端な縮尺率なのかと…?
で、今回もお勉強してみました。
模型の縮尺の主なものに
① 1/43スケール ②1/87スケール があります(上画像参照)
まずは① 1/43スケールですが
鉄道模型のシーナリー(レイアウト)用に作られた車が始まりで、1930年代にイギリスのメカノ社が「Oゲージモデル(軌間:32mm)」用に1/43スケールのミニカーを作ったのが始まりと言われています。
標準軌である1435mmと32mmでは縮尺率は1/45になってしまいますが
当時、「馬車軌道」の一般的な軌間が1372mmであったこともあり、馬車の模型をOゲージ(32mm)に対応させる際に1/43という縮尺率となり、その名残がミニカーの縮尺率となったのではと考えられます。
ちなみにこの「馬車軌道」、もともと馬車鉄道だった東京都電(荒川線)、その都電に乗り入れの計画があった「京王電鉄」とその乗り入れ先の「都営新宿線」がこの1372mm軌道を採用しています。
では②1/87スケールは というと…
鉄道模型ではOゲージのハーフサイズということで、軌間16.5mmの「HOゲージ」という規格が欧米では一般的となり、その車の模型ということで1/87スケールというサイズが精密化し、鉄道模型とは離れた部分で普及していったわけです。
そんな1/87、1/160スケール(軌間9mmの「Nゲージ」対応)という、鉄道模型由来のミニカーが得意なドイツのメーカー「WIKING」より新製品のニュースです。
ボルボ「アマゾン」や小ベンツの草分け「W120ポントン」といったレアなモデルも!
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